早々に梅雨が明け、溶けるような猛暑が続く中、VR成分が自分自身に足りてないなとふと気づく!
そこでVRによる表現を学びたい、と思い先日、
TOKYO #4 VR作品制作ワークショップ for “NEWVIEW AWARDS 2018”
へ参加してきました。
目的のワークショップは、道玄坂ピアで開催されたのですが、
愚かにも僕は容赦ない日照りの中を首都高3号に沿って道玄坂を登ってしまいました。
あまりの暑さに、意識がもうろうとする中、
「巷の噂ではすごく簡単に魅力的なVR作品が制作できるというSTYLY」
実際のところどうなのか?
一度も触ったことがない僕でもできるのか?
不安と期待とクラクラな状態で道玄坂ピアに到着。
オシャレなインテリアが飾られた素敵なオフィスで、想像力を掻き立てられる感じが満載。
参加者は7,8名ほどで、年齢層は学生~20代位の若い人が多かったです。
ワークショップ環境
使用されていた機材はDELLのALIENWARE15。
最強クラスのグラフィックボード GeForce GTX1080を積んだノートPC。
ノートなのにハイスペックなんて贅沢!
同社のWindows MRに対応したDell Visor with ControllersはVIVEと比べると、
鼻の頭にかかる負担が少ない気がしてより長くVR空間に没入していられそうです。
これらで様々なSTYLYの作品を体験することができます。
いまだに自宅にVR環境がない僕は、こういう機会にしっかり触れたいと思います。
STYLY自体はファッションカルチャーなどアート方面での開拓のため実験的なプロジェクトNEWVIEWとして進行中です。
VRで作成された部屋に展示物を飾ったり、
視覚効果を用いての錯覚や新しい体感を与えるもの等、
音楽に合わせてノリノリで3Dのモデル達が踊っていたり楽しい雰囲気の作品が多かったです。
制作作業にはノートPCの持ち込みが必要で、STYLYの操作にはマウス持参が推奨されています。
操作のレクチャーについて
STYLYの公式サイトでの登録方法から始まり画面の見方など丁寧に進行。
ログインするとブラウザに3Dの作業画面が表示されます。
Unityを触ったことがある方であれば移動ツールや回転ツールと聞いたら一発で使いこなせるかと思います。
基本はメニューから動画像や3Dモデルを画面上に配置したらマウスでサイズや位置を調整するだけでOK!
「?」アイコンをクリックすればキーボードのショートカットキーの一覧(チートシート)を表示しておけるので作業スピードを上げたいときに便利です。
また、完成した作品を応募するのもSTYLY上でPublishを選択して、リンクURLを作成し、応募フォームに貼れば良いだけなので非常に簡単です。
見る側もURLを開けば簡単に作品を見ることができます。
一度もSTYLYに触ったことがない僕でも、その場で簡単に操作ができました。
– ソフトのダウンロードもインストールもなしでブラウザだけで実行可能
– 3DモデルはGoogle Polyから直接選択して配置できる。
– インスタのアカウントも連携して画像を読み込める。
– Blender等で作った3DモデルのFBXも読み込める。
– YouTubeから引用したい動画なども検索やURLでSTYLY上にスクリーンの形状を選択して配置できる。
– クラウドで自動保存される。
検索したVideoをそのまま作品内に落とし込めるのはいいですね(著作権に注意)。
これだけお手軽だと、他の人にもオススメしやすくて良いです。
※更にSTYLYのアップデートで、Unityで作成したシーンを丸ごと取り込むことが可能になったようです。
AWARDS
この手軽なSTYLYを用いて参加可能な
「ファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツアワード」が開催されます。
誰でも無料で何点でも作品を応募できます。
このグランプリに選ばれると賞金20,000USD!
準グランプリは5,000USDの賞金。
DELL賞(スポンサー)のノートPCをはじめ、様々な高額プライズもあって規模が大きいです。
応募の締め切りは7/31正午まででSTYLYが本当に手軽なのでアイデア次第ではこれから狙うのもアリかと。
ハイクオリティな作品が多数エントリーしているので、発表後も情報を追っていくとより面白い表現方法を学んでいけそうです。
※ワークショップは終了しました
7/14 TOKYO #4 VR作品制作ワークショップ for “NEWVIEW AWARDS 2018”日時
7月 14日 (土), 13:30 ~ 17:00
場所
FabCafe MTRL 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア2Fイベントの詳細はこちら
[TOKYO #4 VR作品制作ワークショップ for “NEWVIEW AWARDS 2018” | Peatix]